2005-02-09
A.C.Eはロボット版GTの夢を見るか
フロム・ソフトウェアとバンプレストの共同開発によるロボットアクションゲーム 『Another Century's Episode』を発売日からのんびりプレイしていたんですが、やっとクリアしました。
80~90年代のロボットアニメ直撃世代としては複雑な操作なしにエースパイロット気分が味わえる内容に充分満足できたと思います。
流石にアーマード・コアシリーズで実績のある会社、レイズナーのクルっと回転する回避行動とか、ブレンパワードの地面からの飛び立ち方とか、νガンダムでブーストダッシュ中にバズーカを撃つと反動で回転するところとか、細かいところまでロボット愛があふれているのが嬉しいです。反面、キャラクタには思い入れが薄かったようでムービーもずっと戦艦かロボットを描いてますし、ストーリーもかなり唐突かつ淡白。あくまでもロボットでのハイスピードバトルを楽しむゲームという感じですね。
ロボットの操作がかなり楽しい(サブウェポンで牽制しつつ、ブーストで接近して追い越しざまに振り向いて射撃とか出来るとサイコー)だけに、声だけしか聞こえない僚機、喋らない自機のパイロットなどプレーヤを気持ちよくさせる演出というのが圧倒的に足らないのは残念。
エンディングを見るに続編を作る気はかなりあるようですが、もしこのゲームをシリーズ化するとしたら車のアーカイブと化したグランツーリスモのように、ロボットのアーカイブとして進化していくのはどうだろう。
グランツーリスモは早々にライセンスオールゴールドなんかはあきらめて、たまーに引っ張り出しては「今日はカプチーノにしようか」とお気に入りの車で鈴鹿サーキットなんかをユルーく流して楽しんでいるんですが、この「色んな車とコースを入れといたからあとは好きに遊んでいいよ」というグランツーリスモの懐の深さはA.C.Eが目指していく道としてはアリなんじゃないだろうか。
徹底的に作りこまれた究極の「パイロットごっこ」ツールというのがぜひ見たい。
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