2008-12-27
荒川弘「鋼の錬金術師」21巻
遂に最終局面。ここまで張った伏線を回収しながら、グラマン中将、アームストロング少将、マスタング組の面々、スカーとマルコーの一派、反ブラッドレイ派それぞれが一斉に反攻に転じる。
一方エドはアルを乗っ取ったプライド&グラトニーとの死闘。グリード(リン)の元へと戻ってきたランファンの再登場シーンが格好良すぎる。今巻一番の盛り上がりどころか。
フーじいさんが「若」とか声かけて答えているのを見ると、グリードとリンはもう区別が付かなくなってきたのかな。
この闘いで、プライドの「影から現れる」という設定がバトルを面白くするのに上手く効いている。バトルものにありがちな力のインフレを防ぐのがこの作者は実に上手いなと再確認するわ。熱い闘い。
プライドがグラトニーを取り込んだことで、残るホムンクルスはプライド、スロウス、お父様か?しかし、ブラッドレイもこのまま退場とは思えないし、最終局面とは言いつつまだまだ続く感じかなあ。
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