2004-08-11
矢沢あい「NANA」11巻
最新刊が書店に並んでいたので買ってきました。
割りとフツーに少年誌とかで育ってきたので、少女マンガなんて読んだことなかったのですよ。累計1600万部の大ヒット作だけど、書店の棚に並んでることすら気づかなかった。
今年になって人に薦められ1巻を読んでみて、翌日に当時の最新刊だった9巻まで一気に買いに走りました(笑)
女子はこんな濃いものを読んでいたとは...。
アメとムチの使い方が上手いんだ。一瞬、彼方に幸せを見せて、現実は益々その幸せから遠ざかっていく。
キャラクタたちの強がってた部分が剥がれ落ち、カッコよかった彼らはどんどん弱くなっていって、読んでいて痛い展開が続くのが少女マンガのニーズだとするなら、殴り合ってるだけの少年マンガより残酷だなー と思う。
でも、だからこそ、全く目が離せない。
物語りの終幕から語りかけるようなナナのモノローグが好きです。
しかし、この本レジに持っていくのなんだかえらく恥ずかしいな。
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