2005-12-22
木尾士目「げんしけん」7巻

by G-Tools
笹原とオギーの距離の縮まらない恋愛話を中心にして、新歓祭から夏コミ、夏合宿と展開。
過去のトラウマからか、オタクであるということに強くコンプレックスを持つオギーを大野さんが指摘して開放していこうとするのは、大野さんが春日部さんに開放された過去をなぞってる展開なんだよね。
その春日部さんも高坂がエロゲメーカーへ無事?就職が決まって、なんかの叫びみたいになっちゃってかなり悲惨な感じ(笑)ほんと、この2人よく続いてるわ。
新キャラ2人、アメリカから来た大野さんのオタク友達のアンジェラ&スージーが登場。特に第一声が「アンタバカァ?」で、アニメの台詞を吐きまくるスージーが面白い(笑)。コミフェス終わってアメリカ帰っちゃったけど再登場して欲しい。
オタクサークルが舞台でキワものっぽい印象を与えながらも、この巻では意外なくらい真っ当な青春マンガだったなぁ。やはり卒業して出番の減った斑目のキャラは大きかったということか。影の主人公みたいなキャラだったし。
笹原の就活話も1巻の頃から随分と成長した姿が見られてグっときたよ。
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