2006-03-26

赤名修×真刈 信二「勇午」東京・種子島編

1巻読みきりの国内編も3巻目。国産ロケットの打ち上げに関係して、ロケット開発者の妻が誘拐されたことに端を発する交渉。利権とかアメリカの思惑とかが絡み合ってややこしくなってくる。幾分安いロマンチズムに逃げてしまったのが残念だ。そういえば拷問マンガ「勇午」にしては拷問シーンが無いのが画期的か(笑)
このシリーズは1巻で終わらせるために、どうしても説明的なシーンの連続になってしまうな。
交渉人 別府勇午の魅力は、異なる文化、思想の中に飛び込んでいって、その中でお互いを理解しあいながら進めていく交渉術だと思うんだけど、その辺りが国内編では喰い足りないんだよな。アフタヌーンでは連載してないみたいだけど、本編はどーなってるんだろ。

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