2006-03-26

貞本義行「新世紀エヴァンゲリオン」10巻

やっとここまで来たか。原作の珠玉のエピソード、第弐拾参話 涙 -Rei III-の内容が中心。
TV版との大きな違いは渚カヲルの位置くらいだけど、キャラクターの心理描写が丁寧に描かれているのが魅力的だ。特にレイの「涙」の前後は、TV版では描ききれなかったレイのシンジへの想いがより細やかに読み取れてとても良いね。
結末が分かっている分、コミック版の方が、チルドレンたちそれぞれの心の動きが読んでいて胸に迫ってくる。カヲルとシンジの関係がより濃くなっている分、2人の最期が同じ結末をたどるとしたらより悲しいなぁ...。
結末が分かっていると言いつつやっぱり先が気になる。

[コミック]

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