2006-05-06
清水栄一×下口智裕「鉄のラインバレル」1~3巻
以前から気にはなっていたのを、新刊が平台に並んでるのを見て一気に衝動買い。
連載マンガできっちりロボット描いてるのが凄い!構図も含めてとにかく画はびっくりするほど上手いです。
メカのライン的にはFSSのモーターヘッドとかブレンパワードのアンチボディとか(ともに永野護さんデザイン)、Z.O.E.のオービタルフレームあたりに影響を受けているように見受けられますが、読み進めて受ける印象はゼオライマーにも近いですね。
ストーリーは、戦いに巻き込まれた者の苦悩や葛藤、身近な者を失った悲しみ、怒りをキッチリと描いていてロボットものの王道を行く展開。お約束とも言えるかもれないけど、ロボット好きには実にたまらないな。幼馴染のヒロイン、メガネのクールキャラ、おかっぱ双子キャラと記号的とも言えるようなキャラクタが配置されている中で、主人公がここまで嫌なヤツキャラを確立してるのは唯一珍しいところかも。
しかし、世界設定やレイアウトも含めてここまで今風のロボットアニメのフォーマットをマンガに持ってきているのは今までありそうになかったですね。続刊期待です。
« ノーサンプトンFC 2010-2011 第1節~第23節 | ホーム | 購入記録 »
コメント
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://worthless.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/287
コメントする