2006-05-15

ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」 上・中・下

photo
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
越前 敏弥
角川書店 2006-03-10

by G-Tools

photo
ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)
越前 敏弥
角川書店 2006-03-10

by G-Tools

photo
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)
越前 敏弥
角川書店 2006-03-10

by G-Tools

読了。なんか盛り上がってるので買おうかなと思ってたところに、職場で読み終わった人がいたのですかさず貸してもらいました。
上巻のルーヴル美術館のシーン辺りでは、どうやって美術とミステリを絡めていくのかなとワクワクしながら読んでたんですが、個人的に中巻以降からいまいち盛り上がれなかったです...。
明かされる真実→ΩΩΩナンダッテー→場所移動→ループ という展開がどうにも...。
ミステリと言うよりは「マンガで読む○○入門」みたいな感じなんですよね。ラングドンとソフィーのキャラクタの掘り下げ方やドラマが希薄なのは残念。

ただ、「明かされる真実」の部分はとても刺激的で興味深かったです。中世ヨーロッパの歴史や宗教、美術についてもう少し知識があれば、さらに面白く読めたかな。ここに書かれていることがキリスト教圏で一般的にどれくらい浸透してる話なのか知りませんが、アメリカやヨーロッパの読者が受けた印象は、日本のそれとは随分違っただろうなぁ。

とりあえず、最後を無理矢理ハリウッドロマンスにするのはヤメレ(;´Д`)

[文庫]

« ノーサンプトンFC 2013-2014 第1節~第27節 | ホーム | ノーサンプトンFC 2013-2014 第1節~第27節»

コメント

コメントする



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://worthless.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/297