2006-09-18

擬人化たん白書とかイチローとか

世間じゃ3連休だったこの週末も普通に仕事だった訳だけど、なんとか仕事を終わらせて帰ってきてPSUにログインしようとしたものの、未だにログインエラーが多発してなかなか入れない...。まぁ、15日以前に育ててあったキャラクタは強制的にワールド1に行かされるので、サーバを増やした効果が表れるのは、今後新しい人が増えてきてからってことになるんだろうけど。
ところで、ネットの1部ではこのログインエラーのことが通称「イチロー」で通っている。これ、最初は訳わからなかったんけど、由来はログイン時に出るエラーコードが51でイチローの背番号51と一緒だったらしい。そこに気が付いたときはしばらく唖然として、その後かなーり笑い転げた(笑)
「今日もログインエラーで入れなくってさー」っていうのを、「今日もイチローが手強くて入れなくってさ」って最初に言ったヤツはいい仕事したなぁ。本物のイチローにとっては迷惑なことこの上ないと思うけども...。

でイチローに思いをはせつつ入れない間に読んでたのがアスペクトの『擬人化たん白書』。

photo
擬人化たん白書
アスペクト
アスペクト 2006-08-08

by G-Tools

内容は萌え擬人化のwebでの歴史と紹介。海外での擬人化の歴史、人はなぜ擬人化するのかという考察などなど。『びんちょうたん』とか『XPたん』に代表されるOS擬人化くらいで、これほどに世界が広がってるとは知らなかった。というか擬人化されていないキャラを探すことが難しいくらい萌え擬人化って進んでたんだな...コンビニまで擬人化されているとは!

自分がこの手の擬人化を最初に意識したのは、モデルグラフィックで連載されていた、明貴美加さんの『MS少女』かな。無機物の特徴的なパーツを可愛らしいキャラクタにつけてイラスト化しているスタイルは、今の萌え擬人化とほとんど同じ。『MS少女』自体も今見直しても遜色ないレベルにあると思うし、当時は割りと硬派だったモデルグラフィックでなんでこんな企画が?とも思ったけど、実に時代を先取ったものだったのだな...。

本に掲載されていた中で1番心引かれたのは人工衛星の擬人化。先端の科学を結集して人の希望を乗せて旅立つ美しさと、1度宇宙に出たら戻ってくることのない切なさがそれだけで物語を感じさせるし、イラストとともについているコピーがまたグッとくるなぁ。人工衛星をこんな感じに見たことなかったけど、擬人化することで入りやすくなるってのはありますね。描いてる人にとっても、自分が心から好きなものを人の形にすることで、より身近により感情移入しやすくなるという効果があるのかなぁ。
人工衛星擬人化プロジェクトは、しきしま・ふげんさんのwebページ tear drop で拝見することができます。

ところで、誰か上記のログインエラーも萌え擬人化してくれないかな。ドジっ娘キャラが「てへっ」とか言いながらログイン処理を失敗してるところを想像できれば、少しはイライラも収まってくるような気がする...かもしれない。

[書籍]

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