2005-12-18
森川ジョージ「はじめの一歩」74巻
真柴と沢村のタイトルマッチもこの巻で決着。
今まででも最も壮絶な試合の結末はコレしかなかったのかなぁ...。
重苦しい試合の後はいきなり野球マンガになって、大いに笑わせてくれる。
NANA読んだ後だと、実に男の子のマンガって感じでシンプルに読めるわ。
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矢沢あい「NANA」14巻
恐ろしいほど平積み。
アレとアレが偶然にもアレで、でもすれ違って...みたいなののオンパレード。
それが全部痛々しい方に行くんだよなぁ。明るい未来が見えません。
トラネスもブラストも情緒不安定なヤツばっかり中で、最も幼かったハチが1番シッカリと物事を考えるようになろうとは!
「人をうらやむのはもうやめよう
自分にとって一番大切なものはみんな違うんだから。」
って、ハチの言葉とは思えない!大人になったんだなぁ。
ハチが放心したような表情をして、1人で707号室に佇んでいるこのシーンはとても印象的だ。
ここにきて登場人物が一気に増えて一寸混乱する。詩音とかってずっと出てたっけ?
今回ヤスはかなり出番多いけど、誰と絡んでもソツが無いよなぁ。ヤスかっこいいよヤス。
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2005-12-06
ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」11巻
ゆうきまさみさんの珍しく群像劇じゃないコミックスも、もう11巻目。展開が遅いと言われながらも、どんどん面白くなっていくのが凄い!
後半の水没病院での三つ巴の戦いは、「廃棄物13号」を彷彿とさせるシーンも多くてニヤリと。夜の廃墟に対峙するバーディーとオンディーヌ、進攻してくる自衛隊と獣人との攻防など、作者の怪奇、特撮映画へのオマージュが色濃く見えるような。
ゆうきさんの書く主人公は、その思考が腑に落ちるというか、とてもバランス感覚に優れていて好きだ。きっとそんな人なんだろうな。
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2005-12-03
大場つぐみ×小畑健「デスノート」9巻
3回読んで、さらに前の巻を読み直しても全部は理解できない、恐ろしき少年マンガ...。もはやストーリがどう進むかよりも、どう終わらせるかの方に興味が移ってきたなー。
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2005-11-27
園田健一「ガンスミスキャッツバースト」2巻
新キャラにダーティーハリーな親父が(笑)おかげでラリーよりビーンのが目立ってる。
最後のアメリカンV8談義がたまらないなぁ。名前の出ててくる『ナッシュ・ブリッジス』も『スタスキー&ハッチ』もガンスミスキャッツ読んでると、もう1回見なおしたくなるよ。
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2005-11-21
荒川弘「鋼の錬金術師」12巻
ウィンリィの涙がエドの背中がリンがランファンがハボック少尉が熱い、熱いよ!
エドは確実に「少年」から「青年」に成長してるし、いまどきこんなに真っ当な少年の成長物語で続きを楽しみに待てるマンガってそう多くはないんじゃないのか。暴走したグラトニーがヴァニラ・アイスみたくなってる...。本編と付録の4コマミニブックのナンセンスさのギャップがまぁ、それも楽しいし。恒例のカバー裏、焔の~に吹いた(笑)
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2005-11-20
大暮維人「天上天下」14巻
1ヵ月延期した理由は40Pの描き下ろしかー。画だけでも倍の値段を出してでも欲しいという、数少ない作家の1人だなぁ。相変わらずボインボイーンでトゥマッチバイオレンス。ストーリーはジャンプ的なインフレ化の一途をたどってるけど、それに抗おうというより突き抜けちゃおうかという勢いだ(笑)あ、ボブが1コマも出てこないや...。
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2005-10-29
瀬尾浩史「アキバ署!」1巻
スーパーハカーで暴走癖があってキャリアからドロップアウトしてきた眼鏡っ子と、機動隊上がりで肉体派な現場刑事のバディもの。
P2P、ACCSの情報漏洩事件、メイドカフェあたりをネタしてるからアキバ署なのか?アフタヌーン連載にしては手堅いマンガだなぁ。
弥生さんのナチュラルボーンメイドっぷりがツボ。
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園田健一「ガンスミスキャッツ」新装版 4巻
これで旧シリーズも完結。今読んでも十分面白いよなぁ。連載中の続編の2巻が来月刊行だった気がする。
巻末収録のライディングビーンが右開きなのが激しく読みにくいわ。
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2005-09-08
大場つぐみ×小畑健「デスノート」8巻
新刊。月、ニア、メロの三つ巴の心理戦が展開されると同時に、新たな死神が現れて、状況がかなり複雑になってきた。全く先が読めないですね。1回読んだだけじゃ全て理解することが難しいような。
しかし、月に対しての感情移入を完全に拒むような描写が増えてきたなぁ。自らの保全のために粧裕を殺すことを考えてみたり、ミサを目としてだけ扱っていたり。最後のカットの表情なんて、完全に悪人にしか見えないよ!
2部に入って、月も含めて日常を感じられるキャラクタがほとんどいなくなってしまったので、そこは少し残念。あと2巻くらいで綺麗にまとめてくれれば名作として残ると思うのだけれども。