2006-03-22
荒川弘「鋼の錬金術師」13巻
いつもより気持ち悪さ度300%アップ。特に変体したエンヴィーは生理的にかなりキツい。
話は佳境に入ってきて、ホーエンハイムやブラッドレイの真実の姿が一気に表に出てき始めた。帯の「まるで神への祈りじゃないか」という台詞があるシーンは物語の展開とも相まって強く心に残る。少年マンガとは思えないくらい、ほんと重いわ。
巻末の予告を見ると、次はリンが中心に動いていくみたい。緊張感あふれる展開が続くので目が離せない。
そういえば、荒川弘さんが女性なのを最近知った。名前を見て、ずっと男性だとばかり思ってた...。
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2006-03-17
森川ジョージ「はじめの一歩」75巻
板垣vs星戦へ向けての話がメイン。一歩と宮田のが拳を交えると連載が終わっちゃいそうな雰囲気なので、2人はますます簡単に試合できそうにはないな。鴨川ジムのタイトルマッチが無い巻は溜めの話がメインなので、次の巻に期待かな。
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2006-03-15
矢沢あい「NANA」15巻
最新刊。ここまできて、大体5組のカップルの話が中心になってきてるけれど、それぞれの女性の方の恋愛に対するスタンスの違いが明確になってきて面白いな。
奈々とタクミの入籍は、タクミのバンドとしての思惑も絡んで100%ハッピーな状況ではなかったけど、そこでも目一杯幸せな奈々は、周囲のなんでもを自分の幸せに引っ張っていくだけのパワーを持ったキャラクタに育ったな。ほんと強くなったよ!そのぶんナナの情緒不安定で弱々しくなっていってるのが対比して見えて痛々しいんだけど...。
ヤスと美雨の会話で、美雨の恋愛に対するアプローチは一寸面白く読んだ。今の登場人物の中じゃ美雨の在り方に1番惹かれる。ヤスは別格として、、、。
ラスト4Pのボーナストラックは、今まで描かれてきた未来よりも結末にいくらかの希望を抱かせる。叶わぬこととしても最後はやっぱりハッピーエンドになることを期待したいなぁ。
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2006-02-17
花見沢Q太郎「Rec」5巻
という訳で新刊。冗談みたいな感じで生まれた赤の妹の青が参戦してきて2人の間を引っかきまわすも、この揺ぎないラブラブっぷりはちょっとやそっとの障害ではビクともせんなぁ。ごちそうさまです。
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2006-02-16
曽田正人「capeta カペタ」10巻
今回の表紙のカペタのレーシングスーツはレッドブル。
フォーミュラステラのスカラシップレースの予選から決勝まで。若干説明的なシーンが多くて萎えるけど、イーブンな環境の中ではカペタの才能が周囲からも買われているし、このままいくと順調にステップアップしていきそうな雰囲気だな。どちらか言うとノブの「チャレンジ」が実に気になる。しかし今巻の中では親父が文句なしに格好良い!モータースポーツって周囲の後押しがなければ決して成功しないジャンルだと感じるシーンだよなぁ。
今年はF1にもスーパーアグリF1っていう純日本製のチームが誕生した訳だけど、そのチームの成績はまぁ置いといて、それによってファンやサポートする企業が増えて、日本のモータースポーツ全体を後押ししていくような環境が出来上がったいくと良いなぁと思ったり。
次巻は6月発売予定。
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2006-02-05
花見沢Q太郎「Rec」1~4巻
深夜アニメでたまたま見て気になったので購入。偶然声優が彼女になっちゃったサラリーマン男の物語。
ひたすら甘い甘い甘い!言い換えるとスイートスイートスイート!
1巻冒頭から結ばれちゃってるので、「俺の赤ちゃんが!」みたいになることもなく、全編甘々なラブコメを生暖かく見守っていく感じ。3、4巻で寝取られになりそうなシーンもあったりするけど、悪人のいない世界なのであまり危機感はないし。4巻続けて読んだらかなりお腹いっぱいだなぁ(;´Д`)
「声優」が彼女ってことで、1巻のエロゲの仕事が入っちゃって悩むシーンなんかは目新しいかも。毎話タイトルが映画のタイトル(のパロディ)になってるのは面白いですね。コスプレキャバクラに行く回が「カクテル」とか。
そういえば作者は村田蓮爾さんが表紙を描いてた頃の快楽天に作品を描いてたような気がする。あの頃は他に文月晃さんなんかも居て、今考えると中々に豪華だったんだよな。
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2006-02-04
大場つぐみ×小畑健「デスノート」10巻
もう10巻なのか、やっと10巻なのか。刊行ペースが異常に速いので個人的には「まだ10巻目だったの」って感じです。
ここ数巻は面白さに陰りが見えていたように感じてたけど、今回はひさびさに膝を打つ展開。動かないことの面白さ、荒事の無い緊張感が戻ってきたなー。
日本に戻ってきて、ニア、メロの出番は落ち着いて、代わりに新キャラ投入。魅上は物語の核に入ってきそうなキャラクタでけど、すんなり最後までキラ側の駒で進むかは微妙な感じがする。清美は...正直以前の印象がないんだけど、また都合よく使われて終わっちゃうのか、それとも化けるのか。
やはり舞台や登場人物の背景が日本にあるほうが、より感情移入ができて良いね。魅上の生い立ちも理解ができるし、月が清美を引き入れる際のホテルの窓から見える東京タワーの夜景なんかは、月の計算高い嫌らしさが実によく見えていい。また続きが気になるモードに入ってきたぞー。
帯にも書いてある実写映画化だけど、やはり期待より不安の方が大きいなぁ。緊張感ある会話劇の魅力がスクリーンにマッチするかは甚だ疑問だし。CGで描かれた(描かれるであろう)リュークは一寸見てみたいかもなー。
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2006-01-15
二ノ宮知子「のだめカンタービレ」14巻
新刊~。伝統はあるけど急降下気味のマルレ・オケの常任指揮者になっちゃった千秋の初コンサートはボロボロ...なんだけど打たれ強くなったよな。のだめも着実に成長してるし、パリ編になってからようやく楽しくなってきた。
以前に少しだけ出てきたR☆Sオケの後任の指揮者、松田さんが本性をあらわして暴れまくってますが、嫌味で偉そうなキャラの割には憎めない。これだけたくさんの登場人物がいるのに心底嫌いなキャラのいないマンガだ。
松田さんの「お父さんは世界的ピアニストでお母さんはお金持ち、彼女は変態...」って言葉に、千秋が「その中で自分で選んだのって変態だけですから...」って返すのはよかったなぁ。
おまけについてたクリアの栞。レジ前に置いてあったのを取ったら普通に限定版だったよ。
講談社のwebページを見ると15巻の限定版にはあの「のだめマングース」のぬいぐるみが付くらしい!おへそを押すと「ギャボっ」と鳴くそうなんだが...素晴らしいバカバカしさだ(褒め言葉)。ぜひ欲しいわー。
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2005-12-30
七月鏡一×藤原芳秀「闇のイージス」22巻
アスラン編の後半と短編2本。アスラン編は消化不良な終わり方でもう少し続くみたい。短編で久々に「天使」が登場して、いつ雁人が出てくるのかと思ってたら結局出てこないし。
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2005-12-22
木尾士目「げんしけん」7巻

by G-Tools
笹原とオギーの距離の縮まらない恋愛話を中心にして、新歓祭から夏コミ、夏合宿と展開。
過去のトラウマからか、オタクであるということに強くコンプレックスを持つオギーを大野さんが指摘して開放していこうとするのは、大野さんが春日部さんに開放された過去をなぞってる展開なんだよね。
その春日部さんも高坂がエロゲメーカーへ無事?就職が決まって、なんかの叫びみたいになっちゃってかなり悲惨な感じ(笑)ほんと、この2人よく続いてるわ。
新キャラ2人、アメリカから来た大野さんのオタク友達のアンジェラ&スージーが登場。特に第一声が「アンタバカァ?」で、アニメの台詞を吐きまくるスージーが面白い(笑)。コミフェス終わってアメリカ帰っちゃったけど再登場して欲しい。
オタクサークルが舞台でキワものっぽい印象を与えながらも、この巻では意外なくらい真っ当な青春マンガだったなぁ。やはり卒業して出番の減った斑目のキャラは大きかったということか。影の主人公みたいなキャラだったし。
笹原の就活話も1巻の頃から随分と成長した姿が見られてグっときたよ。