2005-01-16
二ノ宮知子「のだめカンタービレ」11巻
去年の秋くらいに1巻目を読んで、翌日には10巻まで家にありました。帯にある「こんなに笑えるクラシック音楽があったのか!?」のコピーの通りに、いっぱい笑わせて、そのあとにちょっと音楽って良いなと思ったりしてしまう快作。
前巻からヨーロッパ編に移ってから、周囲の登場人物とのお付き合いがまだ浅いせいか、どうしても「のだめと千秋」+「その他脇役」に見てしまう。裏軒やライジングスターオケの面々が懐かしく思える、読者的にも若干のホームシック。
今巻では留学先での新学期を前にして、のだめのテンションがゆるやかに下り坂。ここまで2人のバランスは、どちらかが落ちているときにはもう1人が引き上げる感じで続いてきたけれど、コンクールで1位になった千秋はシュトレーゼマンに引っ張られて3ヶ月の世界ツアーへ行っちゃうし、ピアノの前で「のだめらしいのだめ」を見られるのはもう少し先かな。
「クラブワンモアキス パリ支店」とか「面白いキャラになっちゃったエリーゼ」とか、笑える小ネタはたくさんあるんですけどね(笑)
次巻は5月発売予定デス。
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