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2005-03-31

曽田正人「capeta カペタ」7巻

フレームはガタがきて曲がらないわ、カペタの身体はボロボロだわ、チームは金銭的に限界だわで、チームカペタのミナルディ化は進行中。それでもカペタの戦う意思は微塵も欠けない。完全な状態でコースに送り出すことのできなかったノブが、コースに出たカペタを見て迷い、悩み、祈り、それでも信じている姿がグっとくる。コース上で戦うドライバーたちだけでなく、チームに関わる多くの人たちがレースを戦っているというモータースポーツの醍醐味を感じさせてくれるなぁ。

今巻の表紙ではライバルの奈臣がマクラーレンのシートに収まっている。隣にはカペタのフェラーリ!毎回この表紙がゾクゾクくる。そう、1巻の冒頭を読んだ時から僕はカペタのF1での活躍が読みたいんだ。
『バリバリ伝説』のグンがMotoGPで世界のサーキットを駆け回ったのを心躍らせて読んだように(頭文字Dも拓海のWRC行きを匂わせつつも峠が終わる雰囲気が無いし)。作者は『昴』での不完全燃焼の過去があるからF1編まで描いてくれるのかが少し心配になってくるけど。次巻は7月発売予定。

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2005-03-16

矢沢あい「NANA」12巻

最新刊。平台にズラーっと並べられていました。映画、ゲーム、トリビュートアルバムと凄い勢いみたい。
冒頭から見せられる世界は強烈すぎてキツい。登場人物たちの気持ちが皆すれ違っているのがあまりにももどかしいです。

奈々のモノローグに「だけど あたしが見たかったのはあんな悲しい結末じゃなかったのに」なんて言葉は見たくなかった...。
甘くてもいい、漫画だからこそ、僕も「あんな悲しい結末」なんて見たくない。

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2005-03-14

真・三国無双4にハマリ中

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真・三國無双4
コーエー 2005-02-24

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最近、暇さえあれば真・三國無双4ばかりやってます。
無双シリーズには戦国無双から入ったので三国無双は今作が初めて。マイナアップデートでここまで育ってきたシリーズだけに細かな点までストレスを感じさせない隙のない作りは見事です。

全体的に戦国無双より簡単なのか難易度 普通ならほとんど□ボタンと△ボタンの連打で進めます。この辺りは好みだと思うけど、戦国無双の無限城のようなやり込んで上達していく深さを求めるよりも、三国無双4の柔らかめな敵がどんどん出てきて頑張れば手軽に一騎当千の爽快感を味わえるバランスの方が無双のイメージには合っているような気がするな。

無双モードはここまで、星彩→陸遜→関羽→甄姫→諸葛亮→月英→周瑜→呂布→典韋→小喬→孟獲→孫権と12人クリア。一応三国万遍なくプレイしていますが、全部で48武将もいるのでまだ1/4。プレイし終えるまではまだまだかかりそうです。

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2005-03-12

荒川弘「鋼の錬金術師」10巻

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鋼の錬金術師 (10) (ガンガンコミックス)
荒川 弘
スクウェア・エニックス 2005-03-11

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ロイ・マスタングvsラストの死闘が1つの見所。ここまでほんと欝な展開だったので、ためてためてためての反撃はテンション上がりまくりです。
アルの「守れたはずの人が目の前で死んで行くのを見るのは我慢できない!」という言葉と、エドの「ならば前に進むしかないじゃないか もう誰1人失わない方法で」という真っ直ぐな言葉は、当たり前ながらも少年漫画の王道を外していないのが気持ち良い。セントラルでの話を経て、また風向きが変わってきたのを感じます。

しかし親父登場で舞台はまた混沌へ。次巻は7月発売予定です。

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2005-03-11

ドラゴンゲート初観戦!

ドラゴンゲート3・8後楽園大会へ行ってきました。闘龍門時代も含めてドラゴンゲートの観戦は初めてです。
新日本プロレスなんかに比べて女性や家族連れが目立ちますね。試合中の声援は女性の方が多かったくらいです。

全5試合で1番盛り上がったのはセミファイナルのCIMA、土井組vs望月、中嶋組のタッグマッチかな。中嶋君は16歳とはいえ長州力や佐々木健介の下で揉まれてきただけあって向かっていくときの眼は迫力あります。かなり攻め込まれていましたが、最後は望月のフィニッシュをアシストして勝利にも貢献していました。

第3試合でマグナムTOKYOと組んでドラゴン・キッド、斉藤了組と対戦したB×Bハルクも、まだデビュー3戦目ということでこれからのレスラでしたが、身体の大きさと躍動感のあるドロップキックは可能性を感じさせてくれます。ルックスも良いしこれから先、人気出てくるんじゃないかなー。

どの選手も第1試合からメインイベントまでこなせる団体だけに、スピード感とエンタテイメント性に溢れていて楽しい興行でした。ただ3・13名古屋大会の前哨戦的な大会だったので全開で当たっている試合が無かったのは少し残念。キッドのドラゴン・ラナ見たかったし、CIMAのシュバインも見たかったな...。
後楽園ホールでのプロレス観戦は久しぶりだったんですが、聖地というだけあって、独特の雰囲気があって良いですね。とても見易いし。

当日、隣の東京ドームでは松平健のライブ?をやっていたので、休憩時間にはストーカー市川がマツケンサンバにのって登場してネタにしていましたが、振り付けはもう少し覚えてきたほうが良かったんじゃないか(笑)

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2005-03-09

七月鏡一×藤原芳秀「闇のイージス」19巻

"フゴー"計画、蝶の傷を持つ隻眼のイラク人傭兵、"北"の潜入工作員、テロへの復習を誓うアメリカ人ヒロイン。道具立ては揃っているのに何故か予定調和的に見えてしまう。
憎しみの連鎖がテロを生むというのは「蝶編」通してのテーマだが、楯があまりにも感情を殺してしまうだけに狂言回しになってしまうのは惜しいなぁ。感情をストレートに出すジーザスとの対比で楯の悲しみ、苦しみ、怒りといった負の感情が押し出されてくる回は面白いんだが。
次巻はゼロの過去が明かされる話も収録して6月発売予定。

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2005-03-08

永野護「The Five Star Stories」2巻 2005Edition

第1巻の初版が1987年5月。それから18年余りにも及び読者を歓喜と絶望の渦へと巻き込んできた最凶の物語、『ファイブスター物語』の第2巻改訂版。本編の内容は細かい台詞の修正以外はなく、巻末に今まで登場したファティマのほぼ全ての画稿とファティマについての詳細な解説が掲載されています。これだけでも新たに買う価値がある。

神様が暴れまわる1巻が現代の神話としてF.S.S.が持つ1面だとするならば、2巻では、誇り高く人を圧倒する戦闘力を持った騎士たちの戦い、儚く強く美しいファティマたちの悲しみ、美しく禍々しい電気騎士 モーターヘッドによる国家を賭けた戦争、という現在の連載までに通じる魅力ある世界が徐々に形作られてきているのを見ることができて面白い。
あの頃には数コマしか出てこなかったセイレイが10数年後に今のような形で物語に現れるとは思ってもみなかったし、エルメラに未来を語ったクローソーが第1部で姿を隠し、未だに戻ってこないとは全く想像できなかった。

これからもファンはモータヘッドの背面設定1つに驚かされ、作者の天邪鬼に踊らされ、それでも新しい設定集が出ればすぐさま飛びつくんだろうなぁ。それはそれで幸せなのかもしれない。とりあえずは早く本誌 ニュータイプでの連載を再開してください...。

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2005-03-03

安野モヨコ「監督不行届」

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監督不行届 (Feelコミックス)
安野 モヨコ
祥伝社 2005-02-08

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漫画家 安野モヨコによる、夫 庵野秀明のオタクっぷりを描いたマンガ。基本、ノロケマンガなのだと思う。巻末の用語解説を読んで元ネタが半分くらいしかわからなかった...まだまだだなぁ。

ここで1話と2話を読むことが出来ます。

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