2008-12-27
荒川弘「鋼の錬金術師」21巻
遂に最終局面。ここまで張った伏線を回収しながら、グラマン中将、アームストロング少将、マスタング組の面々、スカーとマルコーの一派、反ブラッドレイ派それぞれが一斉に反攻に転じる。
一方エドはアルを乗っ取ったプライド&グラトニーとの死闘。グリード(リン)の元へと戻ってきたランファンの再登場シーンが格好良すぎる。今巻一番の盛り上がりどころか。
フーじいさんが「若」とか声かけて答えているのを見ると、グリードとリンはもう区別が付かなくなってきたのかな。
この闘いで、プライドの「影から現れる」という設定がバトルを面白くするのに上手く効いている。バトルものにありがちな力のインフレを防ぐのがこの作者は実に上手いなと再確認するわ。熱い闘い。
プライドがグラトニーを取り込んだことで、残るホムンクルスはプライド、スロウス、お父様か?しかし、ブラッドレイもこのまま退場とは思えないし、最終局面とは言いつつまだまだ続く感じかなあ。
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村枝賢一「仮面ライダーSPIRITS」15巻
アマゾンとストロンガーがメイン。
アマゾンvs十面鬼、アマゾンvsゼロ大帝、モグラ獣人との再会、ストロンガーvs再生タックル、かつての親友 奇械人"スパーク"との再会 と熱いエピソードが山盛り。特にストロンガー関係は、城茂の真っ直ぐなキャラと相まって熱い涙を無くしては読み進められない。とくに茂が「ストロンガー」の名を名乗る理由にもなったと思われるオリジナルのエピソードは良いなあ。
今回少ししか出番がないのだけれど、V3 風見志郎がライダーに変身できないにも関わらず、ストロンガーの危機を救っていたりして強すぎだ(笑)流石は中の人がヒーローの中のヒーロー。
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2008-11-28
園田健一「ガンスミスキャッツバースト」5巻
新シリーズもこれで完結。面白い要素はいくらもあったし十分に楽しめたものの、前シリーズの存在があまりにも大きすぎたせいで、小さくまとまってしまったように見えるのが惜しい。
番外でも良いので三度よみがえることに期待。
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皆川亮二「ADAMAS」2巻
いくらかテコ入れしてきたけれど、盛り上がり的には流石に限界かなあ。
細かい部分の荒唐無稽さが鼻につくようになってしまった。うーん。
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2008-10-06
ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」20巻
友人の危機にこれまでの秘密を明かす決心をしたつとむとそれに応えるバーディー!この展開は盛り上がること必至。
宇宙船を舞台に大立ち回り。大脱出。友人たちへの告白。バーディーへの協力を改めて宣言したつとむ。一応の区切りをつける巻に相応しい盛りだくさんな内容でとても良かった。
ヤングサンデー休刊でどうなることかと思ったけれど、掲載誌をスピリッツに移して連載が続くことになったし、二心同体が知れた上で繰り広げられるこの先の物語は自ずと変わってくるだろうので、「災い転じて~」じゃないけれど、この仕切り直しで作品がいっそう面白くなるといいな。
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2008-08-23
荒川弘「鋼の錬金術師」20巻
グリードとリンが一つの身体で葛藤する中、ついに大総統に刃を向ける。敵も一枚岩ではない、と。
そして前巻のキメラに加えてそのグリード(リン)すらも自陣に巻き込んで進むエド。派手な闘いの少ない溜めの巻だったけれど、ロゼやイズミをはじめとして、ここまでの旅で出会ってきた人たちを惹きつけるエドとアルの力みたいなものが良く出ていて面白かった。
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2008-07-21
広江礼威「ブラック・ラグーン」8巻
遂に開戦。アメリカ特殊部隊 vs それを追うロベルタ vs さらにそれを追うコロンビア勢力 vs レヴィ一党という未曾有の大混戦の幕が切って落とされる。飛び交う鉛玉、吹き上がる血煙、全てが過去最大スケール。
今のところ、ロベルタの狂気とアメリカ特殊部隊の戦力は五分と五分。ここに割って入るレヴィたちは切り札のロック次第といったところか。
次巻ではさらにバラライカ率いるホテルモスクワも参戦し戦火はさらに拡大を見せるなか、丸腰のロックがそこにどう道筋をつけていくのかが見所になりそうだ。
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2008-07-05
ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」19巻
ややこしい政治闘争に巻き込まれているようだけれども、あくまでもつとむにとって大切なのは、つとむ=バーディーが周囲にバレないようにすることな訳で。宇宙人に連れ去られる地球人を地でいく展開の中でも、必死に隠し通しているのが面白い。宇宙船で異星人に3人が囲まれるシーンは、初代マクロスを少しだけ彷彿とさせるわ。
あと、今回やけに健全な青少年の日常描写が多い(笑) まあ、男の子だからイロイロあるよね。
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2008-06-21
藤田和日郎「月光条例」1巻
とりあえず新作ということで買ってみたが、少し難しい印象。スロースターターの作者のことだからこれから面白くなると思いたいけれども。
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2008-04-29
皆川亮二「ADAMAS」1巻
『D-LIVE!!』の乗り物が宝石に変わっただけで、作者のいつもの手というか、パターンというか。それでも十分に面白いのが悔しい。