2005-08-07
矢島正雄×中山昌亮「PS 羅生門」9巻
最終巻。「警察」って舞台を通して、人の嫌なところを散々描いて、でも人の暖かいところを見せて、また人の最低なところを描いて、淡々と進んでいく物語は秀逸だった。
終わっちゃうのはとても残念だなぁ。
[コミック] | コメント (0) | トラックバック (0)
霜月かよ子「C-blossom」1巻
福井晴敏原作で、『亡国のイージス』の如月行が出ているっていうので買ってみた。
福井晴敏×少女マンガ っていうのは想像し難いところだけど、1巻では、少女マンガ率高め、福井率低めという感じ。
亡国のイージスのキャラクタを借りているけど、追われる少女とそれを護る少年という物語はむしろ『川の深さは』のマンガ版といった感じかも。エッジの利いてコントラストのハッキリした画は、田島昭宇なんかに少し似ている。
福井作品の魅力は、細かいディテールの徹底した積み重ねが作りだすスケールの大きな舞台の中にある、ヒロイックで浪花節な物語だと思う。そう考えると案外に少女マンガとも親和性が高いのかも知れないな。背景の大きさが描ききれないと、ステロタイプな物語に落ちそうな気もするけれど。
今巻の中だと、電車の中のシーンで行が香奈に「今のオレに、絵を描く資格はない」っていった後に見せる、寂しそうな笑顔とかグっとくるところなのかなー。
福井作品には、強く純粋で脆くもある青年と同時に、世間を知って人情のある違った意味で強く熱い中年の親父が欠かせないけれど、これから先どう出てくるのかな。
[コミック] | コメント (0) | トラックバック (0)
第3次スパロボα#2
[ゲーム] | コメント (0) | トラックバック (0)
2005-08-01
第3次スパロボα#1
待望のスーパーロボット大戦最新作、そしてαシリーズ完結編となる『第3次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河へ~』が発売になりました。今回の新規参戦は「機動戦士ガンダムSEED」「マクロス7」「電脳戦機バーチャロン・マーズ」。継続参戦のガオガオガーはOVAまで収録されている模様。再登場組には復活の「イデオン」!と「トップを狙え」が!!。やっぱりガンダムSEEDの参戦は現在続編も放映されている作品なので嬉しいですね。リアルタイムで見ていたときはブツブツ言いながら見ていた気もしますが(笑)
とりあえず立ち上げて度肝を抜かれるのはオープニングムービーが気合入りすぎ!登場作品数が半端なく多いこともあって、もの凄く長いです。
悪魔絵師 金子一馬さんデザインの主人公機に惹かれてリアル系男主人公でスタートして、現在10話まで終了しました。
以下激しくネタバレを含みます。
[ゲーム] | コメント (0) | トラックバック (0)
2005-07-31
園田健一「GUNSMITH CATS BURST」1巻
しばらくアフタヌーン本誌を読んでいなかったら、いつの間にか『GUNSMITH CATS』の新シリーズが始まっていたらしい、というかもう単行本まで発売になっていたのか!(遅れすぎ) という訳で新しく出た新装版と一緒に買ってきました。
もとの単行本の1巻目が発売になったのは15年も前なんですが、今読んでもやっぱり面白いです。作画、ストーリーともに全く古さを感じさせないのが凄い。
女の子に銃に車に「男の子」の好きそうなものを詰め込んで、全編スピード感溢れるガンアクションとカーチェイスとちょっとHなシーンもありという過剰なまでにエンターテイメンなマンガですが、細かなディテールがしっかりと書き込まれて軽妙だけど決して薄くはない。
BURSTは前シリーズからそのまま続いているので、ラリーやミニー・メイの新たな活躍が見られるのが嬉しいです。
本編の長編も面白いんですが、個人的には最初にある読みきりの方が特に好き。終わり方とか、ふくらませれば1時間のTVドラマになりそうです。
感覚的には『刑事ナッシュ・ブリッジス』(こっちはプリマス・クーダを駆る、親父2人の刑事ものですが)とかの、アメリカのTVシリーズのアクションものに近いかなー。
新装版はこれから毎月刊行で全4巻の予定。BURSTの次巻が11月発売予定です。
[コミック] | コメント (0) | トラックバック (0)
2005-07-30
ヤマト S・I・F カウボーイビバップ
ヤマトのストーリー・イメージ・フィギュア「カウボーイビバップ」。1BOXでノーマル6種はなんとかコンプしました。
このシリーズ買うのは初めてだったのだけど、思いのほかデカイです。
それぞれ「動き」のあるポーズがキマってるし、大きめのベースも付属して存在感があります。
難点は、並べたときに統一感がないことと、顔が似てないことか。顔は造形というよりペイントで印象を悪くしているような気がするなー。

中ではエドが1番デキが良いような。コンピュータの箱とかナップザックの中のアインとか細かいところで気が利いてます。フェイも角度限定でらしい表情に見えます。男キャラは顔が似てないのと微妙なポーズがいまいち...。でもこの時期に新しいビバップのフィギュアが手に入るだけでもファンにはかなり嬉しいところです。
さすがに来月発売のゲームはかなり危険な香りがするのでスルーすると思いますが。
[模型・フィギュア] | コメント (0) | トラックバック (0)
2005-05-16
二ノ宮知子「のだめカンタービレ」12巻
変態の森に足を踏み入れた千秋とのだめは、まるで少女マンガのような展開に...あ、実は少女マンガだったんだ。自然と千秋の側から物語を見ていたので、のだめの自分にはない不思議な魅力に千秋がひかれていく物語に見えていたのだけど、のだめの側から女性の読者が読むなら、王子様な千秋がちょっと変わった「私」に恋をしてくれる物語に見えるのだろうか。
「侍」黒木くんが再び登場。実はのだめで1番好きなキャラ。新しい環境に馴染めない黒木くんを自然体ののだめと音楽が軽やかに引っ張っていってくれる。「ぎゃぼー」の向こう側にある爽やかな物語が心地いい。
[コミック] | コメント (0) | トラックバック (0)
2005-05-11
モンスターハンター モンスター生態全書Vol.1 リオレウス
エンターブレインから発売された『モンスターハンター』のフィギュア付きムックを買ってみました。Vol.1は「リオレウス」、原型監修は竹谷隆之さんだそうです。翼を広げた姿は迫力十分。体表のモールドなんかも細かく入っていますし、足元に捕獲されたゲネポスがいるのも雰囲気あっていいですねぇ。
この巻には「モノブロス」の胴体と右翼が付いていて、4巻あつめると完成するようになっています。
ゲームの中ではその大きさに見上げるばかりなので、全体を見るのは新鮮ですね。
ブックレットにはモンスターたちの生態やレウス系装備のイラストなんかも載っているんですが、これが箱と一体になっちゃっているので読みづらいのが残念です。
もうすぐ発売されるVol.2に付いている「イャンクック」は1番親しみのあるモンスターなので楽しみだなー。

[模型・フィギュア] | コメント (0) | トラックバック (0)
2005-05-03
みずしな孝之「いい電子」5巻
『週刊ファミ通』連載の非ゲーマー系マンガ家によるゲームライフ漫画?の最新刊。
ファミ通はこのマンガの他にも、先日読んだ桜井政博さんの「ゲームについて思うこと」や伊集院光さんの「ゲーム警報発令中」等のコラム群、永田泰大さんのコーナー「魂の叫び」など、日常にあるゲームの風景を他のゲーム雑誌に比べて上手く描くなぁと思う。その辺りを突き抜けていくと『CONTINUE』とかになるんだろうけど、過剰にサブカルっぽいのがどうにもシンドイ。
とりあえず去年の嵐のF1日本グランプリに似たような感じで行ってたのには笑った(笑)
[コミック] | コメント (0) | トラックバック (0)
2005-04-14
鉄拳5やってます。
目下、先月末発売になったナムコの3D格闘ゲーム最新作『鉄拳5』をプレイしています。3D格闘ゲームの中ではセガのバーチャファイターと双璧をなす鉄拳シリーズですが、プレイするのはPS2のリリース時に発売された鉄拳タッグトーナメント以来なので5年ぶりくらい?(4はスルーでした)新しく追加されたキャラもありつつも昔からいるキャラはほとんど残っていてくれるのが嬉しいところです。
少しづつ思いだしながらプレイしていますが、難易度ノーマルでもCPU相手なら強い技をいくつかと簡単な空中コンボを見つければ進めるんでヌルゲーマーにも優しいです(笑)ポールの崩拳に代表されるドーンと減る爽快感とド派手なエフェクトも健在。癖のあるキャラが多いので中々飽きませんねぇ。
とりあえずタイムリリースキャラは全員出し終えたんですが、ストーリーモードの最後に立ちはだかる仁八だけは往年のSNK格闘ゲームを彷彿とさせるような凶悪っぷりに苦戦させられます。腹からビームで6割減ったりとかあり得ないから...。
コンシュマー版鉄拳といえば恒例のムービー関係は、クオリティもボリュームも凄いです。オープニングからかなりのボリュームで、ストーリーモードの各キャラのエンディングも力が入っています。まだ全キャラは見てないんですが、コミカルな感じではシャオユウやポールのエンディングで爆笑、飛鳥のは"間"とか上手いなぁ。一八と仁は割りとシリアスでもう少し先が見たい感じですね。
ストーリーモードの間の演出で日本語と韓国語とかで普通に会話してるのもなんだか笑えました。お前ら意外と頭いいなと思わず突っ込みたくなる(笑)
細かく気になる点というか、もうちょっとこうだったらっていうのは
- 2Pを選んでも対戦前のバストアップのCGが変わらない。
- キャラクターの勝敗表、勝率などのデータが見たい。
- カスタマイズで選択できる要素が少ない。
- PS2版オリジナルのコスチュームが高額。
- トレーニングモードで技表を見ながらキャラクタを動かせない。
という位でしょうか。割と些細なところですが。
オマケのアクションゲームは一応はクリアしたんですが、たぶんもうやらないでしょう...。まぁオマケだし。
唯一購入した大暮維人さんデザインの飛鳥のエクストラコスチュームがかなりツボにはまったので、しばらくは飛鳥でポイント稼ぎのためにアーケードモードを続けようかな。
[ゲーム] | コメント (0) | トラックバック (0)












