2005-03-12
荒川弘「鋼の錬金術師」10巻
ロイ・マスタングvsラストの死闘が1つの見所。ここまでほんと欝な展開だったので、ためてためてためての反撃はテンション上がりまくりです。
アルの「守れたはずの人が目の前で死んで行くのを見るのは我慢できない!」という言葉と、エドの「ならば前に進むしかないじゃないか もう誰1人失わない方法で」という真っ直ぐな言葉は、当たり前ながらも少年漫画の王道を外していないのが気持ち良い。セントラルでの話を経て、また風向きが変わってきたのを感じます。
しかし親父登場で舞台はまた混沌へ。次巻は7月発売予定です。
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2005-03-11
ドラゴンゲート初観戦!
ドラゴンゲート3・8後楽園大会へ行ってきました。闘龍門時代も含めてドラゴンゲートの観戦は初めてです。
新日本プロレスなんかに比べて女性や家族連れが目立ちますね。試合中の声援は女性の方が多かったくらいです。
全5試合で1番盛り上がったのはセミファイナルのCIMA、土井組vs望月、中嶋組のタッグマッチかな。中嶋君は16歳とはいえ長州力や佐々木健介の下で揉まれてきただけあって向かっていくときの眼は迫力あります。かなり攻め込まれていましたが、最後は望月のフィニッシュをアシストして勝利にも貢献していました。
第3試合でマグナムTOKYOと組んでドラゴン・キッド、斉藤了組と対戦したB×Bハルクも、まだデビュー3戦目ということでこれからのレスラでしたが、身体の大きさと躍動感のあるドロップキックは可能性を感じさせてくれます。ルックスも良いしこれから先、人気出てくるんじゃないかなー。
どの選手も第1試合からメインイベントまでこなせる団体だけに、スピード感とエンタテイメント性に溢れていて楽しい興行でした。ただ3・13名古屋大会の前哨戦的な大会だったので全開で当たっている試合が無かったのは少し残念。キッドのドラゴン・ラナ見たかったし、CIMAのシュバインも見たかったな...。
後楽園ホールでのプロレス観戦は久しぶりだったんですが、聖地というだけあって、独特の雰囲気があって良いですね。とても見易いし。
当日、隣の東京ドームでは松平健のライブ?をやっていたので、休憩時間にはストーカー市川がマツケンサンバにのって登場してネタにしていましたが、振り付けはもう少し覚えてきたほうが良かったんじゃないか(笑)
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2005-03-09
七月鏡一×藤原芳秀「闇のイージス」19巻
"フゴー"計画、蝶の傷を持つ隻眼のイラク人傭兵、"北"の潜入工作員、テロへの復習を誓うアメリカ人ヒロイン。道具立ては揃っているのに何故か予定調和的に見えてしまう。
憎しみの連鎖がテロを生むというのは「蝶編」通してのテーマだが、楯があまりにも感情を殺してしまうだけに狂言回しになってしまうのは惜しいなぁ。感情をストレートに出すジーザスとの対比で楯の悲しみ、苦しみ、怒りといった負の感情が押し出されてくる回は面白いんだが。
次巻はゼロの過去が明かされる話も収録して6月発売予定。
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2005-03-08
永野護「The Five Star Stories」2巻 2005Edition
第1巻の初版が1987年5月。それから18年余りにも及び読者を歓喜と絶望の渦へと巻き込んできた最凶の物語、『ファイブスター物語』の第2巻改訂版。本編の内容は細かい台詞の修正以外はなく、巻末に今まで登場したファティマのほぼ全ての画稿とファティマについての詳細な解説が掲載されています。これだけでも新たに買う価値がある。
神様が暴れまわる1巻が現代の神話としてF.S.S.が持つ1面だとするならば、2巻では、誇り高く人を圧倒する戦闘力を持った騎士たちの戦い、儚く強く美しいファティマたちの悲しみ、美しく禍々しい電気騎士 モーターヘッドによる国家を賭けた戦争、という現在の連載までに通じる魅力ある世界が徐々に形作られてきているのを見ることができて面白い。
あの頃には数コマしか出てこなかったセイレイが10数年後に今のような形で物語に現れるとは思ってもみなかったし、エルメラに未来を語ったクローソーが第1部で姿を隠し、未だに戻ってこないとは全く想像できなかった。
これからもファンはモータヘッドの背面設定1つに驚かされ、作者の天邪鬼に踊らされ、それでも新しい設定集が出ればすぐさま飛びつくんだろうなぁ。それはそれで幸せなのかもしれない。とりあえずは早く本誌 ニュータイプでの連載を再開してください...。
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2005-03-03
安野モヨコ「監督不行届」
漫画家 安野モヨコによる、夫 庵野秀明のオタクっぷりを描いたマンガ。基本、ノロケマンガなのだと思う。巻末の用語解説を読んで元ネタが半分くらいしかわからなかった...まだまだだなぁ。
ここで1話と2話を読むことが出来ます。
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2005-02-26
村枝賢一「仮面ライダーSPIRITS」7巻
捕われたXライダー救出のためバダンのアジトに潜入する歴代ライダーたちの活躍、孤高のアンチヒーロー タイガーロイドとゼクロスの一騎討ち、6人のショッカーライダーに相対して反目しあいながらも共闘する仮面ライダー1号とゼクロス、と何処を取っても熱い、熱すぎるよ...。
見所が多いけど最もグッときたのは、強化改造を重ねすぎたタイガーロイド=三影がゼクロスとの闘いのあとに「あと何度だ...何度闘える...」って呟くシーン。決めの台詞と演出が素晴らしく燃えさせてくれるな。
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2005-02-24
コナミ初のMMOオンラインゲームは『ときめきメモリアルOnline』に
コナミ、同社初となるMMO型コミュニティゲーム
>>WIN「ときめきメモリアルOnline」を発表
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050224/toki.htm(GAME WATCH)
コナミ初のMMO型オンラインゲームがときメモとは...。一応1作目はやってますが、ゲームの中ではどんなヤツでもモテモテだったのが、コミュニケーションスキルがなけりゃ誰からも相手にされないオンラインゲームに、というのは今までのユーザ層の反対側をいっているような(笑)
コナミ曰く「Boys'&Girl'学園コミュニティ・ゲーム」だそうなのでですが、やはり元が恋愛シミュレーションゲームである訳で、永遠の高校生たちがネカマに伝説の木の下で告白しまくるバカゲーになったらサイコー。
■ときめきメモリアルOnline 公式サイト:
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2005-02-17
中古CD屋で買い漁ってきた。
なんか散財したくなって中古CD屋で買い漁ってきた。
サンボマスターの『サンボマスターは君に語りかける』は以前から人に薦められていたんだけど、凄かった!
Track3.「これで自由になったのだ」の無茶苦茶な、もう歌うしかないないだろうって切実さとか、Track4.「美しき人間の日々」の愚直なまでにストレートな歌詞とか、バッターボックスに入ったら1球目から200km/hのストレートがど真ん中に来たみたいな感じ。センチメンタリズムの1歩手前のリアリズムを、これだけ全身全霊で歌われるとそうは忘れられないです。「言葉」を搾り出すように歌う声と正に「ロック」なサウンドはもの凄くライブで聴きたい。
で、もう1枚がI'veの2枚組みコンピレーションアルバム『verge』。
こっちは、昨年KOTOKOさんのアルバムを聴いてから気になっていたグループで、これは2000年にリリースされた2ndアルバム。Disc1はボーカルの幼い声と相まって甘目な曲が多いです。PC用アダルトゲームの主題歌が主なので当たり前なんですがそれがまた痛気持ち良い。Disc2はTrack9.「Discriminatoin」やTrack11.「verge」での、ハードな打ち込み音と透明感のある声の対比が面白いです。僕はI'veのサウンドの中でもこの対比の部分が最も好きですね。全ての曲の中でもDisc1のTrack10.「鳥の詩」のとても心地良い広がり感と、それでいて切なげな感じがとても印象に残ったんですが、調べてみると有名な『AIR』の主題歌だったんですね...知らなかった。未プレイなんですが、やってみたくなりました。順序が逆のような気もしますが(笑)
他は全て¥250の
- オリジナル・ラブ『RAINBOW RACE』
- Cocco『クムイウタ』
- レベッカ『OLIVE』
- ザ・ブラン・ニュー・ヘビーズ『brother sister』
- バーシア『Sweetest Illusion』
などの懐かしい系。7枚で〆て¥4,500ほどでした。
バーシア、ザ・ブラン・ニュー・ヘビーズは高校生だった当事、まだオシャレFMだった頃のJ-WAVEの影響が大きいですね。他にラックに並んでいる中でもインコグニート、スウィングアウトシスター、ジャミロクワイとかは、全部初めて聴いたのがJ-WAVEだったし。今はちょっと雰囲気が変わってしまったみたいであまり聴いていませんが、あの頃はオンエアを聴いてCDショップに走ったことが何度もあったなと思い出されました。
¥500以下のコーナーを覗いてみると、たった10数年ほど前のことなのにすっかり記憶から抜け落ちてしまっていたような曲がたくさんあって楽しめますね。
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2005-02-12
Oxide 2x
昨年PS2で発売されたRPG 『マグナカルタ』のキャラクタデザインをされたキム・ヒョンテさんの画集を購入しました。既に2刷目だったので売れているのかな。
B5版176P、表紙はハードカバーで値段の割りには豪華です。巻末のモノクロページでキャラクタデザインの細かい指示がハングルなのは当たり前なんですが、それが不思議に思えるくらい日本のキャラクタデザインのラインと違和感なく溶け込んでますね。
プロポーションのディフォルメ具合とラインの綺麗さが個人的にかなりツボです。エロいし(笑)
で、衝動的にその『マグナカルタ』と彼が表紙を描いている『アルカディア』の最新号を買ってきてしまった。マグナカルタは発売時には2週間後にドラクエ8が控えていたこともあって見送ってたんですが...。
かなりボリュームがありそうなのでノンビリやっていこうかな。
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2005-02-09
A.C.Eはロボット版GTの夢を見るか
フロム・ソフトウェアとバンプレストの共同開発によるロボットアクションゲーム 『Another Century's Episode』を発売日からのんびりプレイしていたんですが、やっとクリアしました。
80~90年代のロボットアニメ直撃世代としては複雑な操作なしにエースパイロット気分が味わえる内容に充分満足できたと思います。
流石にアーマード・コアシリーズで実績のある会社、レイズナーのクルっと回転する回避行動とか、ブレンパワードの地面からの飛び立ち方とか、νガンダムでブーストダッシュ中にバズーカを撃つと反動で回転するところとか、細かいところまでロボット愛があふれているのが嬉しいです。反面、キャラクタには思い入れが薄かったようでムービーもずっと戦艦かロボットを描いてますし、ストーリーもかなり唐突かつ淡白。あくまでもロボットでのハイスピードバトルを楽しむゲームという感じですね。
ロボットの操作がかなり楽しい(サブウェポンで牽制しつつ、ブーストで接近して追い越しざまに振り向いて射撃とか出来るとサイコー)だけに、声だけしか聞こえない僚機、喋らない自機のパイロットなどプレーヤを気持ちよくさせる演出というのが圧倒的に足らないのは残念。
エンディングを見るに続編を作る気はかなりあるようですが、もしこのゲームをシリーズ化するとしたら車のアーカイブと化したグランツーリスモのように、ロボットのアーカイブとして進化していくのはどうだろう。
グランツーリスモは早々にライセンスオールゴールドなんかはあきらめて、たまーに引っ張り出しては「今日はカプチーノにしようか」とお気に入りの車で鈴鹿サーキットなんかをユルーく流して楽しんでいるんですが、この「色んな車とコースを入れといたからあとは好きに遊んでいいよ」というグランツーリスモの懐の深さはA.C.Eが目指していく道としてはアリなんじゃないだろうか。
徹底的に作りこまれた究極の「パイロットごっこ」ツールというのがぜひ見たい。
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