2005-05-16
二ノ宮知子「のだめカンタービレ」12巻
変態の森に足を踏み入れた千秋とのだめは、まるで少女マンガのような展開に...あ、実は少女マンガだったんだ。自然と千秋の側から物語を見ていたので、のだめの自分にはない不思議な魅力に千秋がひかれていく物語に見えていたのだけど、のだめの側から女性の読者が読むなら、王子様な千秋がちょっと変わった「私」に恋をしてくれる物語に見えるのだろうか。
「侍」黒木くんが再び登場。実はのだめで1番好きなキャラ。新しい環境に馴染めない黒木くんを自然体ののだめと音楽が軽やかに引っ張っていってくれる。「ぎゃぼー」の向こう側にある爽やかな物語が心地いい。
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2005-05-11
モンスターハンター モンスター生態全書Vol.1 リオレウス
エンターブレインから発売された『モンスターハンター』のフィギュア付きムックを買ってみました。Vol.1は「リオレウス」、原型監修は竹谷隆之さんだそうです。翼を広げた姿は迫力十分。体表のモールドなんかも細かく入っていますし、足元に捕獲されたゲネポスがいるのも雰囲気あっていいですねぇ。
この巻には「モノブロス」の胴体と右翼が付いていて、4巻あつめると完成するようになっています。
ゲームの中ではその大きさに見上げるばかりなので、全体を見るのは新鮮ですね。
ブックレットにはモンスターたちの生態やレウス系装備のイラストなんかも載っているんですが、これが箱と一体になっちゃっているので読みづらいのが残念です。
もうすぐ発売されるVol.2に付いている「イャンクック」は1番親しみのあるモンスターなので楽しみだなー。
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2005-05-03
みずしな孝之「いい電子」5巻
『週刊ファミ通』連載の非ゲーマー系マンガ家によるゲームライフ漫画?の最新刊。
ファミ通はこのマンガの他にも、先日読んだ桜井政博さんの「ゲームについて思うこと」や伊集院光さんの「ゲーム警報発令中」等のコラム群、永田泰大さんのコーナー「魂の叫び」など、日常にあるゲームの風景を他のゲーム雑誌に比べて上手く描くなぁと思う。その辺りを突き抜けていくと『CONTINUE』とかになるんだろうけど、過剰にサブカルっぽいのがどうにもシンドイ。
とりあえず去年の嵐のF1日本グランプリに似たような感じで行ってたのには笑った(笑)
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2005-04-14
鉄拳5やってます。
目下、先月末発売になったナムコの3D格闘ゲーム最新作『鉄拳5』をプレイしています。3D格闘ゲームの中ではセガのバーチャファイターと双璧をなす鉄拳シリーズですが、プレイするのはPS2のリリース時に発売された鉄拳タッグトーナメント以来なので5年ぶりくらい?(4はスルーでした)新しく追加されたキャラもありつつも昔からいるキャラはほとんど残っていてくれるのが嬉しいところです。
少しづつ思いだしながらプレイしていますが、難易度ノーマルでもCPU相手なら強い技をいくつかと簡単な空中コンボを見つければ進めるんでヌルゲーマーにも優しいです(笑)ポールの崩拳に代表されるドーンと減る爽快感とド派手なエフェクトも健在。癖のあるキャラが多いので中々飽きませんねぇ。
とりあえずタイムリリースキャラは全員出し終えたんですが、ストーリーモードの最後に立ちはだかる仁八だけは往年のSNK格闘ゲームを彷彿とさせるような凶悪っぷりに苦戦させられます。腹からビームで6割減ったりとかあり得ないから...。
コンシュマー版鉄拳といえば恒例のムービー関係は、クオリティもボリュームも凄いです。オープニングからかなりのボリュームで、ストーリーモードの各キャラのエンディングも力が入っています。まだ全キャラは見てないんですが、コミカルな感じではシャオユウやポールのエンディングで爆笑、飛鳥のは"間"とか上手いなぁ。一八と仁は割りとシリアスでもう少し先が見たい感じですね。
ストーリーモードの間の演出で日本語と韓国語とかで普通に会話してるのもなんだか笑えました。お前ら意外と頭いいなと思わず突っ込みたくなる(笑)
細かく気になる点というか、もうちょっとこうだったらっていうのは
- 2Pを選んでも対戦前のバストアップのCGが変わらない。
- キャラクターの勝敗表、勝率などのデータが見たい。
- カスタマイズで選択できる要素が少ない。
- PS2版オリジナルのコスチュームが高額。
- トレーニングモードで技表を見ながらキャラクタを動かせない。
という位でしょうか。割と些細なところですが。
オマケのアクションゲームは一応はクリアしたんですが、たぶんもうやらないでしょう...。まぁオマケだし。
唯一購入した大暮維人さんデザインの飛鳥のエクストラコスチュームがかなりツボにはまったので、しばらくは飛鳥でポイント稼ぎのためにアーケードモードを続けようかな。
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鉄拳5のムックがプレミア本になっている件について
PS2版の鉄拳5をプレイするのに攻略本が欲しくて、確かアルカディアからアーケード版のムックが出てたなーと思い出だし都内の書店を回ってみたんですがどこにも無い!
しょうがないのでアマゾンを調べてみたら、4/14現在、商品の発送が1ヵ月後、中古は定価の倍以上するプレミア本になってる...orz
出版元のエンターブレインのサイトでも取り扱い中止になっているから全く商品が無いのだろ。PS2版の発売で需要があるのくらい分かるだろうに...。
エンターブレインさん、1ヵ月後じゃ旬を外してますよー。早く重版しませんかー。
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2005-04-08
桜井政博のゲームについて思うこと
読了。『星のカービィ』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』を制作したゲームデザイナーの桜井政博さんが、週刊ファミ通で連載している同名のコラムより2003年4月から2004年4月までの分をまとめたもの。
シンプルな装丁もあって、趣きはさながら"ゲームの教科書"のよう。
"ゲームクリア後のランク評価ってほんとに必要なの?"とか、"ゲームの中で与えられた障害を超えたらちゃんとプレイヤを褒めてあげてなきゃ!"とか、「ゲームは楽しいんだよ、もっと自由に楽しもうよ」っていうゲームに関わる全ての人への桜井さんのメッセージみたいなものが感じられて気持ち良い。きっと真面目でゲームがほんとに好きな人なんだろうなぁ。
ゲーマーだからこそ、たまには初めてゲームに触れたとき、ただコントローラを握っているだけで楽しかった頃の空気みたいなのを思いだしたいなと思わせてくれる。
ムシキングの隆盛とか知り合いのニンテンドー64しか持ってない子が一心にプレイしている姿とか見ると、大人ゲーマーたちが目を三角にしてゲームの文句を言い合っている横でも、案外子どもたちは楽しくゲームをやっているのかなぁと一寸羨ましく、悔しくもある。大人ゲーマーとしてはもっともっとゲームを楽しんで「年季が違うんだよ。大人になると今よりずーっとゲームは楽しいんだぜ」くらいは言ってみたいものではあるが。別に比べることでもないんだけど(笑)
ゲームは娯楽の1つでやるもやらないも自由なんだけど、ゲームをやってここまで育ってきたゲーマーだし、今更ゲームをやらない生活になるなんて考えられないしね。
読み終わって気付いたけど、僕は桜井さんの作ったゲームを1本も遊んだことがないな...。予定はないけどPSPを買ったらまずメテオスから遊んでみようっと。
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2005-04-07
大場つぐみ×小畑健「デスノート」6巻
相変わらずここまで文字ばっかりのマンガも凄いですね。
ヨツバキラ編も盛り上がってきました。遂に明らかになる第3のキラは予想とは...見事に違った。第3のキラはデスノートがいかに強大な力を持っていても、結局は使う人間の能力次第ということをまざまざと見せ付けてくれるキャラになってしまいました。
ミサの存在感がどんどん上がってきてますね。登場したときはただの電波なゴスロリキャラだったんですが(これはこれでサイコぽくって良かった)、デスノートを手放してからは表情も豊かになってほんと変わったなって感じがする。死神レムと再会するシーンなんかでは意思の強さと月への一途な思いが感じられて可愛いです。
Lもまたフル回転する頭脳でキラを冷静に追い詰めながら、時折過剰なボケを見せて一寸常識から外れてしまった天才っぷりを見せてくれて楽しい。
しかし刺すか刺されるかの緊張感から解き放たれて、その人間性を回復し始めたキャラクタの中にあって、デスノートを手放した月だけが、理知的で正義感の強い普通の人の位置に納まってしまって、残念なことに「冷酷な殺人鬼」であった頃の魅力を完全に失ってしまったように思う。それは少年マンガとしてはジレンマのようにも感じるけれど...。
恐らくヨツバキラ編も次で1つの結末を見るはず。
それはきっと読者の想像からはるか先を行くことになるのだろうなーと何となく信じられるような気がします。次巻は7月刊行予定。
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2005-03-31
曽田正人「capeta カペタ」7巻
フレームはガタがきて曲がらないわ、カペタの身体はボロボロだわ、チームは金銭的に限界だわで、チームカペタのミナルディ化は進行中。それでもカペタの戦う意思は微塵も欠けない。完全な状態でコースに送り出すことのできなかったノブが、コースに出たカペタを見て迷い、悩み、祈り、それでも信じている姿がグっとくる。コース上で戦うドライバーたちだけでなく、チームに関わる多くの人たちがレースを戦っているというモータースポーツの醍醐味を感じさせてくれるなぁ。
今巻の表紙ではライバルの奈臣がマクラーレンのシートに収まっている。隣にはカペタのフェラーリ!毎回この表紙がゾクゾクくる。そう、1巻の冒頭を読んだ時から僕はカペタのF1での活躍が読みたいんだ。
『バリバリ伝説』のグンがMotoGPで世界のサーキットを駆け回ったのを心躍らせて読んだように(頭文字Dも拓海のWRC行きを匂わせつつも峠が終わる雰囲気が無いし)。作者は『昴』での不完全燃焼の過去があるからF1編まで描いてくれるのかが少し心配になってくるけど。次巻は7月発売予定。
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2005-03-16
矢沢あい「NANA」12巻
最新刊。平台にズラーっと並べられていました。映画、ゲーム、トリビュートアルバムと凄い勢いみたい。
冒頭から見せられる世界は強烈すぎてキツい。登場人物たちの気持ちが皆すれ違っているのがあまりにももどかしいです。
奈々のモノローグに「だけど あたしが見たかったのはあんな悲しい結末じゃなかったのに」なんて言葉は見たくなかった...。
甘くてもいい、漫画だからこそ、僕も「あんな悲しい結末」なんて見たくない。
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2005-03-14
真・三国無双4にハマリ中
最近、暇さえあれば真・三國無双4ばかりやってます。
無双シリーズには戦国無双から入ったので三国無双は今作が初めて。マイナアップデートでここまで育ってきたシリーズだけに細かな点までストレスを感じさせない隙のない作りは見事です。
全体的に戦国無双より簡単なのか難易度 普通ならほとんど□ボタンと△ボタンの連打で進めます。この辺りは好みだと思うけど、戦国無双の無限城のようなやり込んで上達していく深さを求めるよりも、三国無双4の柔らかめな敵がどんどん出てきて頑張れば手軽に一騎当千の爽快感を味わえるバランスの方が無双のイメージには合っているような気がするな。
無双モードはここまで、星彩→陸遜→関羽→甄姫→諸葛亮→月英→周瑜→呂布→典韋→小喬→孟獲→孫権と12人クリア。一応三国万遍なくプレイしていますが、全部で48武将もいるのでまだ1/4。プレイし終えるまではまだまだかかりそうです。
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