2004-09-25

大崎善生「パイロットフィッシュ」

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パイロットフィッシュ (角川文庫)
大崎 善生
角川書店 2004-03-25

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涼しげな表紙に惹かれて購入。
かつての恋人から19年ぶりにかかってきた電話。そこから思い出される記憶。

空気みたいな小説。回想される青春物語も風俗嬢の今の恋人との話も、サァっと流れていくよう。ただ、冒頭の「人は、一度巡り合った人と二度と別れることはできない。」という一文はふとしたときに思い出すかもしれない。

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2004-09-20

FINAL FANTASY XI プロマシアの呪縛

FINAL FANTASY XI待望の拡張ディスク第二弾『プロマシアの呪縛』が発売になりました。
とりあえず新エリアではアットワ地溝とかヒビキー湾とかを眺めて、デルクフの塔でプロマシアミッションのさわりを見てきました。相変わらずグラフィック班は良い仕事していますね。

ジラートの幻影ですら遊び尽くしてないので、プロマシアの全貌を見るのはいつになることやら。ジラートと違って新ジョブの追加とかは無いので、ノンビリとやっていきます。
当面の目標はオープニングムービに出てきた場所で /point することだ!

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2004-09-01

ダウンヒルしたりハッキングしたり

最近ハマってるちょっと前のゲームの感想など。

1本目は

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爆走マウンテンバイカーズ
ソニー・コンピュータエンタテインメント 2004-05-20

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マウンテンバイクによるダウンヒルをモチーフにしているゲーム。なんだけど、とにかく麓のゴールに向かってひたすら下っていけばOK!の単純明快さに開始5分でアドレナリン出まくり。スピード感にトリップしてしまいそうになったのは大好きだった名作『ワイプアウトXL』以来でした。
コースの自由度がとても高くて、人がやっているのを見ていると自分とは全然違う場所を走っていたりして面白いです。タイムアタックやスコアアタックに凝り始めると奥が深くなっていくのも○。

もう1本が

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
ソニー・コンピュータエンタテインメント 2004-03-04

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同名のアニメーション作品のゲーム版。ゲームとしてはTPS(Third Person Shooting:3人称視点シューティング)になるでしょうか。序盤は操作に少し戸惑いましたが、動かせるようになってからは軽快に操作できて難易度ノーマルでの扇子ゲットまでは終わりました。
少佐の場合は「草薙は縦の動きが肝だ」っていうだけあって、ビルから飛び降りたり縦坑を下っていったりと立体的なマップ構成になっています。バトーは...力押し?タチコマは1ステージでしか使えませんでした。
ストーリーは原作スタッフが関わっているだけあって実に攻殻S.A.C.らしく、特に最終ステージでの画作りと演出が素晴らしかったです。
細かいところでは少佐の高いところから飛び降りたときに感じる「ドスッ」っていう義体の重さ感が良いですねー。攻殻機動隊に浸れるゲーム。音楽が原作と同じ菅野よう子ならなお良かったが。

この2本、発売当初から気になっていて中古待ちしていたんだけど全然値が下がってこないんで諦めて買っちゃったんですよね...。十分満足しているんだけど、こんなことなら発売したときに買っておけば良かったな。

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2004-08-29

サカつく'04 「杉並カタナ」19年目

19年目。15万人収容新スタジアム絶賛建築中!

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2004-08-21

曽田正人「capeta カペタ」5巻

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capeta カペタ (5)
曽田 正人
講談社 2004-08-17

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新刊です。始めてのレースで待ち受けるのはライバルチームのチームプレイ。そして、それすらも越えて行こうとするのは純粋に気持ちよく走りたいと思う心。

次巻では4年後、カペタは中学生になって現れるようです。若手の台頭が目覚しい最近のF1、2001年にデビューし昨年最年少優勝を飾ったフェルナンド・アロンソは弱冠22歳です。
そういえば1巻ではフェラーリに乗っていたカペタも、5巻の表紙ではマイルドセブン ルノーのシートにおさまっていますし、10年後に今度はF1の舞台でポディウムの頂点に立つ姿が見られるのだろうかもしれないですね。それだときっとベネトン(現ルノー)→フェラーリでM.シューマッハの再来だな(笑)

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2004-08-20

サカつく'04 「杉並カタナ」18年目

18年目。やっとオイリスに20勝して記念タペストリを頂きました。

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2004-08-12

サカつく'04 「杉並カタナ」17年目

17年目。ヴィクトリーズカップ連覇!しかし国内は低調な年に…。

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2004-08-11

矢沢あい「NANA」11巻

最新刊が書店に並んでいたので買ってきました。
割りとフツーに少年誌とかで育ってきたので、少女マンガなんて読んだことなかったのですよ。累計1600万部の大ヒット作だけど、書店の棚に並んでることすら気づかなかった。
今年になって人に薦められ1巻を読んでみて、翌日に当時の最新刊だった9巻まで一気に買いに走りました(笑)
女子はこんな濃いものを読んでいたとは...。

アメとムチの使い方が上手いんだ。一瞬、彼方に幸せを見せて、現実は益々その幸せから遠ざかっていく。
キャラクタたちの強がってた部分が剥がれ落ち、カッコよかった彼らはどんどん弱くなっていって、読んでいて痛い展開が続くのが少女マンガのニーズだとするなら、殴り合ってるだけの少年マンガより残酷だなー と思う。
でも、だからこそ、全く目が離せない。
物語りの終幕から語りかけるようなナナのモノローグが好きです。

しかし、この本レジに持っていくのなんだかえらく恥ずかしいな。

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東野圭吾「片想い」

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片想い (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋 2004-08-04

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大学時代のアメフト部のマネージャが告白したのは殺人と意外な事実だった。

性同一性障害を始め、半陰陽、オカマ、オナベ、女性、男性、登場する人々の「性」に対する様々な捉え方が読み手の「女性」と「男性」という性別による固定観念を曖昧にさせていって、タイトルでもある「片想い」を意外な形で浮かび上がらせていく。
随所に張り巡らされている伏線はミステリとしても1級だと思いますが、輝いていた大学時代から13年という時間を過ごしてなお、お互いをポジションで呼び合うような(そして、そのポジションごとに人生の中で役割を与えられたかのような)元アメフト部のメンバたちの姿が印象的でした。

それだけに断崖オチはないだろうーって感じでしたが。

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2004-08-10

サカつく'04 「杉並カタナ」16年目

16年目。U23代表監督を引き受けてしまったので、しばらく海外遠征、キャンプはできません。

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